ヨガでは、人間はただ単に肉体的な存在ではなくて、
「五つの次元の違う鞘を持っているホリスティックな存在」
ととらえています。
五つの鞘とは
1、食物鞘…肉体次元
2、生気鞘…プラーナ、エネルギーの次元
3、意志鞘…感情や知覚、記憶など心の機能の働きを担う
4、理知鞘…判断能力、識別能力。
5、歓喜鞘…魂の次元。完全なる調和状態で、ストレスからの影響を受けない。
ヨーガ療法では、病気の原因は
4、理知鞘の「認知の誤り」からくると考えます。
「認知の誤り」とは間違った思い込みや勘違いなど。
それが3、意志鞘の感情の乱れを引き起こし
2.生気鞘であるエネルギーの流れを乱し呼吸を詰まらせ、
1、食物鞘である肉体にも不快症状や疾患が発生するととらえています。
ですから、症状の改善には、以下の3つの要素が大切です。
1、肉体のすべての筋肉をリラックスさせる
2.呼吸の速度を遅くさせる
3.心の働きを静める(感情の暴走を静める)
普段意識は外側に向いて外部の情報をキャッチし、心は常に波立っています。
ヨガの時は、意識を自分の内側に向けて、
ゆったりした呼吸を取り戻し、心の波を静めましょう。
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